Freedomセミナー「オピオイドの光と影~慢性疼痛と薬物乱用、薬物依存」公開済み: 2015年9月6日更新: 2019年7月12日カテゴリー: イヴェント情報タグ: オピオイド、薬物乱用、薬物依存』、オキシコドンFreedomセミナー オピオイドの光と影~慢性疼痛と薬物乱用、薬物依存とき 2015年10月18日(日)時間13:15開場 13:30~18:30ところ 大阪市立市民交流センターひがしよどがわ401号室 (大阪市東淀川区西淡路1-4-18) TEL:06-6321-3818参加費1000円 予約不要問い合わせTEL/FAX 0662301463開催者T主催 Freedom 共催 大阪ダルク プログラム 13:30 講演「なぜ,オピオイド鎮痛薬が必要なのか?なぜ,オピオイド鎮痛薬が危ないのか?」 講師 山口重樹(獨協医科大学 医学部 麻酔科学講座 主任教授) 14:40 講演「オピオイド依存症とその治療」 講師 麻生克郎(公益財団法人復光会垂水病院副院長、精神科医) 15:55 対談「痛みと自己処方」みなみおさむ(カナダトロント市の州立病院であるCentre for Addiction and Mental Health《CAMH》のAddiction Medicine Service所属フロントラインソーシャルワーカー) カナダ・トロント市州立病院アディクション外来フロントラインソーシャルワーカー 聞き手:倉田めば(Freedom) 17:05 座談会「オピオイドの光と影~慢性疼痛と薬物乱用、薬物依存」 18:20 終了オピオイドの光と影~慢性疼痛と薬物乱用、薬物依存 本年6月、トヨタ自動車の膝に持病を持つとする米国人役員が日本では麻薬指定されているオピオイド鎮痛薬「オキシコドン」密輸の容疑で逮捕されマスコミでも大きく報道された。だが、北米では「オキシコドン」をはじめとするオピオイド鎮痛薬は一般的に処方されており、麻薬扱いをしている日本での認識とは大きく食い違っている。続きを見る 今日ではがん疼痛へのオピオイド使用ばかりではなく、悲がん性疼痛へのオピオイド投与も拡がってきており、悪性の慢性疼痛に苦しむ患者には光をもたらしている。だが、一方でオピオイドには薬物乱用、薬物依存を引き起こす危険性があり、その影の側面を見逃してはならない。北米では安易なオピオイド処方が横行し、オピオイド乱用や依存が大きな社会問題ともなっているのである。 我が国においても2010年より、非がん性慢性疼痛に対して、一部のオピオイドが処方可能となり、「パンドラの函」の蓋がついに開けられた感がある。これを受け日本ペインクリニック学会において「非がん性慢性疼痛に対するオピオイド鎮痛薬処方ガイドライン」が作成された。 本セミナーでは、ガイドライン作成にも関わられた麻酔科医の山口重樹先生、オピオイド依存症の治療に詳しい精神科医の麻生克郎先生に加え、現在カナダのトロント市で、オピオイドに精通したソーシャルワークを実践されているみなみおさむさんを迎え、痛みと薬物依存の相関関係や維持療法などについても考察をし、北米での経験を話題提供していただきながら、オピオイドに関連した多面的な知識を参加者とともに共有したいと願っている。 *オピオイドとは、ケシ(Opium poppy)に生成されるアルカロイドや、それらの合成化合物、また体内に存在する内因性の化合物。セミナーチラシ共有:TwitterFacebook新着記事 9月7日。Freedomセミナー「死にたい・消えたい気持ち」を考える。 Freedom 家族プログラム『花より団子』2024年8月24日 Freedom 家族プログラム『花より団子』2024年7月20日